日本政府が払わない安田純平さんの身代金 無償で解放はあり得るのか

国際週刊新潮 2016年6月9日号掲載

《助けてください これが最後のチャンスです》

 日本語で手書きされたメッセージを両手に、オレンジ色の服を着せられた男性の視線は、レンズの奥をじっと見つめていた――。

 昨年6月から内戦下のシリアで行方不明になっているジャーナリストの安田純平さん(42)。本人と思われる画像が、ネット上で公開されたのは、日本時間の5月30日未明のことだった。

 全国紙記者が言う。

「今年3月、安田さんと見られる動画が、フェイスブック上にアップされました。今回も、その時と同じシリア人の男が公開したのです」

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