文科省がグローバル教育を打ち出した結果、東大の世界ランキングが下落

社会週刊新潮 2016年4月21日号掲載

 教育は国家100年の計である。しかし、文科省はゆとり教育の失敗を見れば明らかなように弥縫(びほう)策を繰り返し、迷走を続けてきた。そして今、同省は「グローバル教育」なるものを打ち出しているのだが、結果、東大の世界ランキングが下がる大矛盾が起きていた。

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「若者よ、グローバル人材たれ!」

 目下、政府・文科省は、大学生に対し、半ば義務として「グローバル教育」を課している。

 ある教育ジャーナリストが解説する。

「2012年、政府は『グローバル人材育成戦略』をまとめ、産学官のオールジャパン体制で、『グローバル化』する国際情勢にあわせ、大学生をグローバル人材として育てる大方針を打ち出しました。

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