習近平が敷く「パナマ文書」情報規制 中国指導層の資産隠し

中国週刊新潮 2016年4月28日号掲載

〈民は由(よ)らしむべし、知らしむべからず〉とは孔子サマのお言葉。本来は「為政者が民衆を従わせることはできるが、姿勢まで理解してもらうことは難しい」の意で、「信なくば立たず」同様、為政者の心得を説いたものだが、「民衆は為政者に頼らせればよい、情報など伝えるな」と曲解する向きもいまだにあるようで。

「政権発足当初から〈反腐敗〉を掲げてきた習近平は、『パナマ文書』の封じ込めに躍起です。なにせ文書には“チャイナ・セブン”、すなわち中央政治局常務委員7名のうち序列1位の習近平、5位の劉雲山、7位の張高麗と、最高指導部3名の親族が名を連ねているのですが、メディアがこれをまったく報じないばかりか、中国国内からインターネットで〈巴拿馬(パナマ)文件〉などと検索してみても、中国人の名が一切出てこないよう規制されているのです」(国際部記者)

...

記事全文を読む