「逢い引きマンション」を愛人の生活保護費でやりくりしていた吉本芸人

芸能 週刊新潮 2016年3月31日号掲載

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なんばグランド花月

 ドタバタコメディが身上の吉本新喜劇とはいえ、さすがにこの騒動は笑うに笑えない。妻子持ちの芸人が愛人と“逢い引きマンション”にシケ込むだけならともかく、その家賃は全て彼女の“生活保護費”頼みだったのである。

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 吉本芸人と愛の巣を営んだ、42歳のグラマー美女は未だに怒りが収まらない。

「不正受給については反省しています。でも、“平山さん”も知っていたし、私だけに返還金を押し付けて逃げるなんて許せない」

 この“平山さん”とは、吉本興業所属の平山昌雄(41)のこと。ヤクザの子分役などで新喜劇に出演し、関西では顔の売れた人気芸人である。さて、2人の馴れ初めについて訊ねると、

「4年ほど前、大阪・京橋のキャバレーで働いている時に、お客さんを通じて平山さんを紹介されました。その時は“新喜劇の芸人さんだ……”と思ったくらい。ただ、彼から食事に誘われて、店の外でデートをするようになったんです。13歳年上の奥さんがいることはネットで知ったんですが、男女の仲になるのに時間はかかりませんでした」

 彼女にも内縁の夫との家庭があるため、デートは専らラブホテル。とはいえ、

「お互い仕事が忙しく、自由に使えるお金も少ない。当時の平山さんの月給は20万円程度でしたから。いつも“もっと一緒にいたいね”と話していました」

 そんな時、ワイドショーで流れていた、あるニュースが彼女の目に留まる。

 人気お笑いコンビ“次長課長”の河本準一の親族が生活保護を不正受給していたという、あの一件である。

■返還金は600万円

 同じ吉本芸人が批判の集中砲火を浴びるなか、平山と愛人は生活保護費でマンションを借りることを計画する。そして、生活保護を申請するために2人で安いマンションの下見を続け、浪速区内にある築32年のマンションを借りたのだ。

 間取りはユニットバス付きの1Kと、2人で暮らすには狭すぎるが、平山が出演する劇場やバイト先から便利が良いことが決め手となった。逢い引き部屋とはいえ、当初から平山の都合に合わせて選んだわけだ。

「彼は申請で区役所を訪れる時も付き合ってくれました。顔が割れると困るので1階に待たせていたんですが、“全部やらせてゴメンな”と。私に持病があって定職に就けないのは事実なので手続きはスムーズに進み、2012年の夏から毎月12万円もらえることになった。そのお金で4万3000円の家賃や光熱費を支払っていました」

 それどころか、テレビやDVDプレーヤー、テーブルといった家財道具、果てはデートでの食事代に至るまで、ほとんどを生活保護費でやりくりしていた。

 だが、せっかく愛の巣を手に入れたものの、2年が過ぎると不倫愛にもすきま風が吹くようになる。

「去年の6月頃からケンカが増えて、彼がマンションに寄り付かなくなりました。それからまもなく、区役所から電話があったのです。すでに私の自宅は突き止められ、車を買い替えたことまでバレていました」

 結果、求められた返還金の額は約600万円――。

「1人では対処できないので彼に相談しましたが、“君が勝手にやったことでしょ”と言われて……。携帯の番号も変えられ、音信不通になってしまった」

 吉本興業に質すと、不倫関係については認めた上で、

「平山には彼女が生活保護を不正受給していたとの認識はありませんでした」

 これだけ愛人と生活保護にオンブに抱っこで知らぬ存ぜぬが通るはずもない。

「ワイド特集 さまざまの事おもひ出す桜かな」より