子供3人をスタンフォードに入れた「アグネス・チャン」の教育法

社会週刊新潮 2016年3月31日号掲載

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「世界大学ランキング」によると、東京大学が43位なのに対して米国のスタンフォード大学は堂々の3位。となれば息子3人を東大医学部に入れたお受験ママより、アグネス・チャン(60)のほうが凄いのだろうか。慈善活動と講演料ばかりが注目されるアグネスだが、その驚きの「エリート教育法」とは。

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『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』(朝日新聞出版)

 この本が書店に並んだのは3月7日のこと。そこにも紹介されているが、アグネスの息子たちは上2人が卒業しており、末っ子が在学中だ。詳しくは本書を読んで頂くとして、そもそもスタンフォード大学にはどうやって入るのだろうか。

 アイビーリーグなど海外の名門校を受験するための進学塾の担当者が言う。

「まず、中学3年から高校3年までの4年間、5段階評価でほぼオール5の成績を残す必要があります。灘や開成のような最高ランク校では必ずしもその必要はありませんが、普通の学校なら1番でないと難しい。さらに、年6回あるSAT(米国の大学進学適性試験)を受けますが、得点率は9割以上。それから担任の教師と、5教科の教師から2通、合計で3人の英文推薦状が必要です。加えてスタンフォードの場合は複数のエッセイを提出しなくてはなりません。社会が直面している問題や、好きなアーティストとその理由といったテーマです」

 願書には数学オリンピックやボランティアへの参加など授業以外の活動もしっかり書いておかなくてはいけない。

「こうした要求レベルに達していることが、受験の前提になります」(同)

 自身もスタンフォード(博士課程)に学び、息子たちを入れたいと思ったアグネスは出産と同時に準備を始める。

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