籠城から4日目、看護師たちに“光”が見えた〈原発25キロの病院に籠城した「女性看護師」の7日間(4)〉

社会週刊新潮 2016年3月17日号掲載

 2011年3月、福島第一原発事故が起き、南相馬市はゴーストタウンと化した。その中心部に建つ「大町病院」では、猪又義光院長ほか、看護部長の藤原珠世(当時52)、2階北病棟の師長・中山敦子(仮名、当時40)たちが病院に留まり、残された患者たちを必死に看護していた。籠城から4日目の3月18日には、誰しもが限界を感じ始め、“私たちはいつ避難できるんですか!”と院長に詰め寄る看護師たちもいた。

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 この日を境に、大町病院は入院患者の搬送に向けて舵を切る。

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