日本アカデミー「監督賞」「是枝監督」が利かせたワサビ

映画週刊新潮 2016年3月17日号掲載

 レオ様の初受賞で盛り上がったアカデミー賞だが、翻って「日本アカデミー賞」はどうだろう? 病を押して司会を務めた西田敏行、吉永小百合の包帯姿……。

「ちょっと話題になったのは、『海街diary』で最優秀監督賞、最優秀作品賞などを受賞した是枝裕和監督のスピーチでしたね」

 とは映画ジャーナリストの大高宏雄氏である。曰く、

〈20年、映画をやってきたが、この賞は最近まで人ごとだった。(中略)このイベントが本当に日本の映画人の、みんなのイベントになるためにはまだまだ色々な改革をしないといけない……〉というもの。

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