綾瀬はるか 実家ではほっかむりして農作業

芸能週刊新潮 2014年5月29日号掲載

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 大河ドラマ「八重の桜」出演、紅白司会での涙……。主演映画公開も控え、国民的女優として、多忙な日々をすごす綾瀬はるかさん(29)。そんな綾瀬さんが、帰省先では農作業に熱中しているという。

「『綾瀬はるかが頬っかむりして農作業してる』って、僕の同級生が言ってて。それ本当?」

 こう尋ねたのは、作家の和田竜氏(44)。和田氏は今年、小説『村上海賊の娘』で本屋大賞を受賞した歴史小説家で、映画「のぼうの城」の原作者としても知られる。この和田氏と綾瀬さんがともに広島出身でしかも同じ小中学校出身ということから、対談が実現した。

「ほんとですよ。好きなのは、葉ものの出荷作業。たとえばほうれん草は、小さい葉をとって根を切って、並べてシールで封して……手早くやんなきゃいけないんですよ」と、手振りまじりに屈託ない笑顔をみせる綾瀬さん。「農業をこよなく愛する一家なんです」と語るとおり、実家は野菜農家。綾瀬さんも広島に帰るたび手伝っているそうで、「子どものころより今のほうが農作業が楽しい」と語る。

〈3回泣きました〉

 『村上海賊の娘』は、発売半年で累計100万部を突破した大ヒット作。

 物語の主人公は、戦国時代に瀬戸内海一帯を支配した海賊王の娘、景(きょう)だ。綾瀬さんは、主人公のことをこう語る。「景が、惚れた相手に『考えが甘い』と指摘されて挫折するところは、自分が言われているような気持ちになって読みました。昔は、指示されたことが全然できなくて、控え室で悔し泣きすることがよくあって……」。

 主人公 景の正義感の強さや一本気なところは、「八重の桜」の八重にもつながるものを感じたという。
「景は、男女の性別を超えてかっこいいですよね。景の勇敢さに触れて、男の人がさいごのさいごで惚れ直すところは、私も男だったら惚れ直すな、と男目線になって読んでました」。

 小説は時間を区切って、集中して読むという綾瀬さん。『村上海賊の娘』は、「出だしが難しくて10回くらい読み返したんですけど、とにかく先に進もうと思って読んでいったら、バーッと進んでそこからは一気に読みました。3回以上、泣きました」。

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