「全棟建て替え」ドミノでマンション業界の憂鬱

企業・業界週刊新潮 2016年3月17日号掲載

 大手不動産情報サイト「アットホーム」によれば、首都圏のサラリーマンは平均37歳で約3900万円のマイホームを手にして、定年前にはローンを完済するという。だが、住宅購入者の半数が住むマンションで、“欠陥商品”が相次いでいる。

 3月3日、横浜市内のマンションで基礎部分の鉄筋23カ所が切断された疑いが明らかになった。その2日後、販売元の住友不動産が住民説明会を開き、全棟建て替えと世帯ごとに慰謝料200万円の支払いを提示した。昨年10月にマンションの“杭打ち偽装”が発覚した三井不動産グループも、住民に同様の対応を検討しているのはご存じの通りだ。

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