政財界の大物を捨てて「吉田鋼太郎」と電撃婚した「銀座ママ」

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 今年の元日に“4度目”となる入籍をした俳優の吉田鋼太郎(57)。お相手は22歳年下の一般女性(34)だというが、その正体は銀座の高級クラブの志保ママ(仮名)。6~7年前から六本木のホステスとして働き、2年半ほど前から銀座の店に移った経歴を持つという。そんな彼女とは、交際4カ月での電撃婚だった。

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“4度目”となる入籍をした俳優の吉田鋼太郎。お相手は22歳年下の一般女性(34)

 とはいえ、吉田と結婚したことに諸手を挙げて喜び、祝福している人ばかりではないのが、この世界の難しいところである。店の関係者は、

「実をいうと、彼女にはAさんという『店カレ』がいました。店カレとは、お店の売上げに貢献してくれるが、肉体関係は求めてこないパトロンのこと。彼は70代半ばとされる会社経営者。志保ママはダーリンや下の名前で○○ちゃん、他のホステスや従業員は『会長』と呼んでいました。とにかく、とんでもないお金持ちで、志保ママのために毎日のように銀座のお店に来ていた。彼女はこの店カレのおかげで、2年半の間、ママを続けられたようなものですよ。給料は毎月軽く100万円以上あったと思われますが、それもAさんのおかげと言っても過言ではありません。なのに吉田さんと知り合った途端、いきなり別れを告げたんです」

 志保ママの店は、座って5万円。ボトルは2万5000円から。その上、サービス料もかかるので、初めてのお客なら10万円は下らないそうだ。

「民主党や自民党の国会議員とか、お客さんを連れて飲みに来ることがほとんどでした。払いは全てAさん持ち。たぶん月に200万~300万円は使っていたと思います。お店にとっては、間違いなく“一番太いお客さん”でした」(同)

■「贅沢三昧させてもらっていました」

 彼女は、六本木時代にAさんと知り合っている。だが、パトロンになったのは銀座の店に移ってからだという。

「最初は、Aさんに口も利いてもらえなかったそうです。志保ママは『この人しかいないと思って頑張った』と言ってましたから、同伴してとか、必死に誘ったらしい。それで銀座でママになってから、店カレになってもらったのです」(同)

 プライベートでもかなり面倒をみてもらっていた。

「ママは都内の高級マンションに住んでいました。30万円近い家賃のうち、Aさんが半分出していました。現金をお店で渡してましたから。また、彼女がブランド物の高級バッグをおねだりすると、『じゃあ、俺が半分出してやる』とよく言ってましたね。まあ、彼にすれば全額出すのは簡単でしょうけど、甘やかし過ぎるのも彼女のためによくない。それで、敢えて半分しか出さないことにしていたようです」(同)

 Aさんは、虎ノ門ヒルズにマンション、軽井沢には別荘、さらに豪華なクルーザーも所有していたという。

「Aさんがいなくてもママはお店の仲間を連れて、虎ノ門ヒルズで女子会をやったり、別荘に遊びに行ったりしていたそうですよ。特に別荘には1本8万円とか10万円もする五大シャトーのワインがあって、皆で何本も空けたらしい。Aさんとは、フランスとかアメリカとか海外旅行にも行っていたし、贅沢三昧させてもらっていました」(同)

■大物フィクサー

 ちなみに、Aさんは志保ママの店では、

「ちょっとエッチなところはあったが、威張り散らすこともなく、好々爺で通っていました。面白いし、他のホステスにも人気が高かった。ママも『尊敬してる』と言ってました」(同)

 もっとも、実業家のこの男性はその世界では、ちょっとした有名人である。語るのは、全国紙の社会部デスク。

「政財界の顔役として知られ、政治家とゼネコンや電力会社を結ぶ大物フィクサーです。数年前には東京地検特捜部や国税庁に狙われたこともある。銀座では飲んだくれていただけかもしれませんが、ただ者ではありませんよ」

 そんな大物を志保ママは、“ポイ捨て”にしたのだ。

「Aさんとママは、8月末にハワイ旅行に行っています。帰国したその2週間くらい後、9月半ばくらいに別れ話をしたそうです。吉田さんの事務所の説明では、吉田さんとママが知り合ったのも9月。とすれば、知り合っていきなり別れ話をしたことになる。でも、実際は、7月には知り合っていたみたいです。いずれにせよ、あれだけ世話になったAさんに対し、あまりに身勝手な別れ方だと思いますよ。Aさんは紳士ですから表立って文句こそ言いませんが、内心思うところはあるようです」(店の関係者)

「特集 黒幕が店カレ! 『銀座ママ』を掻っ攫った『吉田鋼太郎』の婚活」より

週刊新潮 2016年1月28日号掲載

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