インバウンド無情 皇族ゆかりの長崎「旗松亭」破綻

社会週刊新潮 2016年2月11日号掲載

 かつては貿易港として栄えた、長崎県平戸市。現在は“長崎の教会群とキリスト教関連遺産”としてユネスコ世界遺産の登録を目指す観光地でもある。

 国際観光ホテル「旗松亭」――客室数90室、屋上露天風呂やパノラマ展望大浴場を有する、平戸市内でもトップクラスのホテルなのだが、経営する有限会社旗松亭は1月29日、長崎地裁佐世保支部に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。負債額は約22億円になるという。

「創業は1949年。69年の長崎国体開催の折り、平戸をご訪問される昭和天皇皇后両陛下のご宿泊先として、ホテルを開業。

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