四半世紀前から西表島に住む「素っ裸おじさん」の過去

社会週刊新潮 2015年12月3日号掲載

 素っ裸で無人島に住んでいるだけなのに、マスコミが次々とやってくる西表島の「ナガサキおじい」。原始的な暮らしに惹かれたのか、旅行者までもが訪ねてきて一緒に裸になるのだという。

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〈かまどーま 思いぬ 殿さま 抱ぎ欲しゃでー 立ちぃん びりん うらるぬヨー〉(西表島伝承の「殿様節」より)

 海で隔てられた集落に住む女性が、遠く対岸の村にいる恋人を想う――そんな心情を歌った島唄にもあるように、沖縄県八重山諸島には今でも島内の交通手段が船だけという秘境がある。

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