尼崎事件・角田美代子の“右腕”「李正則」が語った転落の人生[暴力担当の供述調書120枚](1)

社会週刊新潮 2015年11月19日号掲載

 兵庫県尼崎市で大量殺戮事件が発覚したのは2012年10月だった。他人の家庭に介入し、次々命を奪った角田(すみだ)美代子(享年64)。その「暴力担当」で、義理のいとこにあたる李正則(41)の120枚に及ぶ供述調書には、戦慄の人心掌握術が綴られていた。

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 8人の命が奪われた一連の「尼崎事件」は、依然5人以上が行方不明のまま、2014年3月に捜査が終結。主謀者の角田美代子も12年暮れに留置場で自死を遂げ、真相は闇に葬られたかと思われた。が、その“手はず”は辛うじて残されていたのだ。

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