走れど走れど赤字ダルマか「北海道新幹線」

社会週刊新潮 2015年10月29日号掲載

〈ごらんあれが竜飛岬、北のはずれと〉――石川さゆりが唄った『津軽海峡・冬景色』。秋が終わり冬の嵐が収まれば、海峡の只中を北海道新幹線が突っ走る。

 来年3月26日に結ばれるのは、青森県の新青森駅と北海道の新函館北斗駅間。東京から乗り換えなしで北の大地まで行くことができるとあって、地元の期待は高まるばかりだが、開業まで半年を切り、JR北海道が国に運賃の認可を申請したことでさざ波が立っている。営業開始後の3年間で、約145億円もの赤字が見込まれるというのである。

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