「徹子の部屋」を借りて「高島彩」旅立ち宣言

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 チノパン、アヤパン、ショーパン、カトパン。どれもみんな、フジテレビが誇る歴代の女子アナウンサーのニックネームであります。

 パン屋さんじゃあるまいし紛らわしい、なんて話はともかく、この中で唯一、フリーとなっても不動の人気を誇るのが、アヤパンこと高島彩アナウンサー(36)。

アヤパンこと高島彩アナウンサー

 これまで、フジ以外の番組には出演することがなかったが、10月7日のテレビ朝日系「徹子の部屋」に登場したことから、“他局解禁”かと話題なのである。

 彼女の出演歴を見ても、2010年にフジを退社後、現在までレギュラー出演する「平成教育委員会」「池上彰緊急スペシャル!」の2本を含めて、すべてお台場で撮影されたものばかり。トットちゃんとのトークでは、“フジテレビに育ててもらったという気持ちが強く、フジテレビに出ている自分しかイメージしたことがなかったのですが、退社してもう5年。そろそろ新しい世界をと思っていた”なんて告白もあった。

 上智大学の碓井広義教授(メディア論)が言う。

「アヤパンは元来、アナウンス力もあって親しみやすい。加えて、母としての育児経験も得た。そういった部分を活かせば活躍の場は十分あります。問題は、テレビ局の側。厳しいご時世ですから、どれだけ彼女を受け入れられる番組があるか」

 彼女の事務所には、元フジでひと回り先輩の八木亜希子アナがいるが、昨年始まった初のテレ朝でのレギュラー番組は、改編を繰り返し深夜枠で踏み止まっている。アヤパンも、そろそろアラフォー世代――。

週刊新潮 2015年10月22日号掲載

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