鬼怒川決壊「濁流の町」生死の分かれ目

社会週刊新潮 2015年9月24日菊咲月増大号掲載

▼ブラックホークで50人を吊り上げた「ヘリボーン部隊」
▼地雷敷設専用の水陸両用車がトラ猫を助けた
▼国交省が黙認! 「太陽光発電」業者の堤防掘削
▼流れてきたせんべいの袋で2晩生き抜いた孤立87歳
▼「電柱おじさん」を救った「奇跡のへーベルハウス」

「車軸を流す」――という言葉が譬えに聞こえないほど、9月初旬に東日本を襲った雨脚はすさまじいものであった。荒れ狂う空から放たれた無数の雨粒は、一つの意思を持ったかのように川を越え、堤防を破り、「濁流」となって人々の生死を分かっていったのである。

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