中国へ「6000億円投資」伊藤忠の大博打

中国週刊新潮 2015年2月5日号掲載

 約6000億円。伊藤忠商事が、中国国有企業グループに投資する額だ。自己資本の4分の1にあたるというから、大勝負である。

 投資先は、1979年に中国政府主導で設立されたコングロマリット、中信(CITIC)。金融に強く、中国1位の信託会社と証券会社、7位の銀行を傘下に持つ。中国が国有企業改革を進めている中、CITICは子会社のCITICリミテッドに資産を集約し、香港証券取引所に上場させた。

「昨年7月に提携したタイの華僑系財閥チャロン・ポカパン(CP)グループと設立した共同出資会社が、CITICリミテッドの発行済株10%を4月に取得。

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