東京駅には皇室・国賓専用の地下通路「帝室通路」があった 東京駅「100年」人と歴史とトリビア(2)

社会週刊新潮 2014年12月25日総選挙増大号掲載

 開業100年を迎えた東京駅。日本の現代史を刻んできたこの駅には、知って得する秘密のトリビアがたくさんある。交通ライターの杉崎行恭氏が解説。

■初代駅長と暗殺事件

 栄えある東京駅の初代駅長は、豪快な性格で愛された高橋善一で、前職は新橋駅長。東京駅の開業前日に、新橋駅で長年愛用してきた駅長の椅子を荷車で運ばせたという。

 彼は東京駅から神田寄りにあった官舎に住み込んでは不意打ちの巡視を行い、駅員の落ち度を見つけるや「大馬鹿野郎!」と容赦なくカミナリを落とした。

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