記者会見まで開いてコンプライアンス違反の「答え合わせ」を求めるタレントの国分太一(51)に対し、拒否を貫く日本テレビ。そんな彼に手を差し伸べてきたのが松岡昌宏(48)だ。苦楽を共にしてきた盟友が初めて明かす国分、そして、日テレへの複雑な思いとは……。
「国分さんとはリモートで頻繁にやりとりをしていたのですが、リモートでは限界があると感じ、『ウチでメシでも食いながら話そう』と言ったんです。本人は『迷惑がかかるかも』といったん断ってきたんですが、そんなことを言っている場合じゃない、と。...
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潔く、含蓄のあるミケランジェロ入門/『神のごときミケランジェロ』
建築家にとって、ミケランジェロは、ちょっと特別な存在だ。まるで、先人の成果を無視しているかのよう。はるか遠い魂の故郷に帰って、そこから自分の精神だけを頼りに、一気に今を飛び越え、先に進む。歴史の論理的展開というより、彼個人の特異な個性のなせるわざ。なのに、結果的に、新しい時代を切り開いてしまう。そんな建築家は、そうそういない。
いやいや、ル・コルビュジエはその希有な例、と指摘したのは、本誌先々月号の特集の丹下健三だ。1939年という早い時期に、「MICHELANGELO頌――Le Corbusier論への序説として」という文章で、まさにミケランジェロとル・コルビュジエの二人を「最高の使命」を担った建築家として並べ、論じている。...
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