ファンの夢は「二刀流の完全復活」だが…大谷翔平“手術回避”も先発ローテーション入りは“条件付き”とされた理由
来季の大谷は?
日本時間11月1日、ロサンゼルス・ドジャースの公式ニュースサイトが「どこよりも早い」と題して、27年の開幕ロースターメンバーの予想記事を掲載した。今季途中に移籍してきた、MLB最強左腕のタリク・スクーバル(29)やエンリケ・ヘルナンデス(35)ら、8選手はフリーエージェントとなっているため、彼らの名前は入っていなかった。
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注目は先発ローテーションで、山本由伸(28)を筆頭に、ブレイク・スネル(33)、タイラー・グラスノー(33)、佐々木朗希(25)の4人と「条件付き」で大谷翔平(32)の名前が記されていた。
「来季も登板が期待されるが、開幕からローテーション入りするかどうかは不透明だ」
同サイトは公認ではあるが、球団広報が発信するニュースサイトではない。契約記者が書いたドジャース情報を掲載しており、「今こそベテラン勢を補完するような若手を加える時期かもしれない。一部のポジションであれば、マイナーからの補強で十分だ」と、成長著しい若手選手も何人か紹介していた。しかし、ワールドシリーズ覇者として再び君臨し、球団人気を不動のものとするためには大谷の二刀流復活が絶対に必要である。
「手術の予定は?」
ドジャースがリーグチャンピオンシップシリーズ敗退後、米メディアから出た大谷への質問だ。その後、編成トップのアンドリュー・フリードマン編成本部長(49)が「手術回避」を明言したが、質問が出た時点での大谷は少し考えてから、
「今のところはちょっとまだ分からない。色々と解決策も含めて、どうなって行くのかっていうところです」
と明言を避けていた。その場には日本のメディアと契約している現地記者もいた。しかし、日米双方の記者のなかには手術の可能性のある部位がどこなのか分からない者もいて、フリードマン編成本部長の「膝は大丈夫だ」の言葉で、今シーズンもっとも酷かった部位が最終確認された。今さらではあるが、今季の大谷は相次ぐ怪我に泣かされた。左膝痛、首周りの不調、右上腕二頭筋の炎症など……。どの部位も、本来ならば試合に出られないほど痛めていたのである。
来季の二刀流が期待される一方、どのような形で投打を両立させるかはまだ決まっていない。また、「二刀流の継続が怪我の遠因になったのではないか」とする声も完全に消されたわけではない。
「大谷は『今シーズンを振り返って?』の質問にも上手に答えられませんでした。まだ頭のなかで整理ができていないとし、それが終わってから球団とも話し合い、今後のトレーニング方法を一から作り直す予定だと話していました」(現地記者)
本来ならば、ドジャースを応援する公式サイトが大谷の先発ローテーション入りを「条件付き」と伝えたくらいだから、二刀流復活への懸念は米国の野球ファンの共通認識でもあるのだろう。
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