「夫婦の営みを“あえてしない”という選択肢も」 専門家は「夫婦問題で相談に来る方の7割以上は悩んでいるが…」

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「サンクコストのわな」

 そして、現在追加の融資を求めているジャングリアの状況を「サンクコストのわな」として説明する。

「これは、投資を続けても損失が膨らむだけであると分かっていながら、もはや回収不能となった埋没費用(サンクコスト)を惜しみ、投資をやめられなくなる認知バイアスのことです」

 分かりやすい例では、

「夜のお店にもサンクコストのわながあります。夜のお店にはまった客は、お目当ての嬢と恋愛関係に至るべく、お店に通い詰めたりプレゼントを贈ったりする。付き合えないと薄々分かりながらも、ずるずると貢いでしまいます。このわなにかからないためには撤退の決断を早めにすることが大切。私が見たところ、ジャングリアは撤退の判断を下してもおかしくないタイミングだと思います」(同)

 後編では、真夏の甲子園開催やパンダの貸与問題など、日本社会が「諦めた方がいい」ことについて引き続き専門家の声を紹介する。

週刊新潮 2026年10月29日・11月5日号掲載

オピニオン特集「『もう諦めたほうがいいんじゃない?』」より

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