なぜ中国は“高市首相も見たがる”ドラマ「VIVANT」を激烈に非難するのか? 「ポケモン」「ヒロアカ」まで政治問題化させる“認知戦”の実態

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紅白歌合戦も批判か?

 高口氏は「『央視新聞』は『VIVANT』を日本外務省の対外発信予算、靖国神社、教科書問題と同列に並べ、日本による“認知戦”の一部と位置付けたのです」と言う。

「しかも中国国営メディアは高市首相の『録画して年末年始に見たいです』という単なる雑談を『高市首相が見たがるドラマ』と巧みに関係づけ、『高市首相は反中ドラマを推奨している』かのように話をすり替えました。中国国営メディアが日本のドラマを名指しで批判し、それがSNSのトップに選ばれるほどの話題になる。まさに日中関係の現状を象徴する出来事だと言えると思います」

 さらに中国の「VIVANT」批判はエスカレートし、外務省が公式に言及する事態になった。また中国はNHKの「紅白歌合戦」も問題視する可能性があるという。

 後編【中国“日本批判”のターゲットは「VIVANT」最終回と「NHK紅白歌合戦」か? 「中国だって抗日ドラマを量産しているのに…」の反論が的外れな理由】では、TBSやNHKに対する中国側の批判が今後強まる可能性について、高口氏の指摘を詳しくお伝えする──。