小泉進次郎氏が国会答弁で頻繁に使う自衛隊員の胸に響くワード…“防衛大臣になって覚醒した”は本当か

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ガタビーセクシー

 振り返れば、小泉氏には環境相時代に国際会議後の記者会見で飛び出した「セクシー発言」や、会見やインタビューにおける独特の言い回しにより、メディアやSNSで「ポエマー」「進次郎構文」と揶揄されたことがあった。

 2019年9月、環境相だった小泉氏は、アメリカ・ニューヨーク州で行われた国連気候行動サミットに出席。非公式会合の後に行われた記者会見で、「政治には非常に多くの問題があり、時には退屈です。気候変動のような大規模な問題に取り組むとき、それは楽しくなければならず、クールでなければなりません。それもセクシーでなければなりません」と発言した。すぐさま日本だけでなく、ロイター通信をはじめとする海外メディアが報じ、とくに日本では英語で答えたくだりの最後の部分が切り取られ、「ガタビーセクシー」がネット上におけるミーム(ネットスラング)として定着するほど話題となった。

ネットで広がった「進次郎構文」

 インターネットで拡散された「進次郎構文」は少なくないが、主な発言は以下の通りだ。

「いまのままではいけないと思います。だからこそ、日本はいまのままではいけないと思っています」(2019年9月、アメリカ・ニューヨーク州で行われた国連気候行動サミットの会見で)

「ステーキやっぱり食べたいですね。毎日でも食べたいね。毎日でも食べたいということは、毎日でも食べているというわけではないです」(同じ国連気候行動サミットの会議後、ステーキが供された夕食について)

「反省しているけどそう見えないという自分に対しても反省をしています」(2020年2月、環境相として新型コロナウイルス感染症対策本部の会合を欠席して地元の新年会に出席した責任を追及されて)

 いずれの発言にも言語学や修辞学で「トートロジー」と呼ばれる、同語や同義語を反復する特徴が見られる。

当たり前のことをもっともらしく指摘する「ポエム」

 一方で「ポエム」と茶化された代表的な発言は次の通りだ。

「私の中で30年後っていうことを考えた時に、30年後の自分は何歳かなと、あの発災直後から考えていました」(2019年9月、環境相として福島県の4町長と会談した後の記者会見で)

「プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてないケースがあるんですけど」(2021年3月、出演したFMラジオで)

 これらの発言の特徴は、当たり前のことをもっともらしく語っている点にある。

【記事後編】では、物議を醸した米価に関する発言や、防衛大臣としての“強気の発言”の背景に隠された、意外な事実についても明かしていく。

デイリー新潮編集部

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