小泉進次郎氏が国会答弁で頻繁に使う自衛隊員の胸に響くワード…“防衛大臣になって覚醒した”は本当か

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歴代防衛相の中で最も支持される存在

「国会での答弁を見ていると、小泉氏は自身の発言がどのように受け止められるかという点をしっかり理解しているという印象を受けます」と言うのは、元自衛官の“ヒゲの隊長”こと、佐藤正久前参議院議員(66)だ。

「最近の小泉氏は、意識的なのかどうか、頻繁に“自衛隊の名誉”“隊員たちの名誉”を口にします。答弁に“名誉”という言葉が含まれていると、委員会での質疑を見ている人の多くは、質問をした議員が非礼だと感じたり、基本的な知識を欠いた質問ではないのかと受け取ったりという具合に、質問者にネガティブなイメージを持つことでしょう。小泉氏は“陸海空22万人の自衛隊員とその家族に関する話であれば質問相手に多少は強く出て対応しても問題ない”と、感覚的に理解しているのだと思います」

 組織や個人の“名誉”を重んじる小泉氏の答弁は、防衛省・自衛隊に歓迎されており、

「一連の答弁は、日夜、厳しい訓練や任務に従事する自衛隊員の胸に響くもの。小泉氏が歴代防衛相の中で、最も隊員たちから支持される存在であることは間違いないでしょう」

 どうやら小泉氏が“覚醒”したとの説は、あながち間違いではないようだ。

軍人をリスペクトするアメリカの文化

 小泉氏は米軍基地と海上自衛隊横須賀基地が置かれる神奈川県横須賀市の出身で、その一帯を中心とする小選挙区神奈川11区が地盤だ。さる自衛隊OBは、地理的な要因が小泉氏に影響を与えている可能性を示唆する。

「生まれ育った横須賀という土地柄により、小泉氏には米軍関係者や自衛隊関係者との接点が多かったそうです。かつて横須賀市議会では、海上自衛隊で第2潜水隊群司令を務めた木下憲司氏(故人)が議長を務めた時期がありましたし、現在も元海将補の池田徳重氏が市議会議員に名を連ねています。祖父の小泉純也氏(故人)は防衛庁長官の経験者ですから、その孫である小泉氏は、いつしか自衛隊に対するシンパシーを抱くようになり、理解を深めていったのかもしれません」
 
 加えて、小泉氏は関東学院大学を卒業後に米国のコロンビア大学大学院に留学した経験を持つ。大学院修了後は現地に留まり、戦略国際問題研究所(CSIS)の研究員などを務めたことで知られる。

「アメリカでは“Support Our Troops(我々の軍を支援しよう)”と呼ばれる、軍人をリスペクトする文化が根付いています。街中で一般人が軍服姿を見かけると敬礼を捧げたり、握手を求めたりすることは珍しくありません。小泉氏は留学期間中、日常的にそうした光景を目にしているうちに、軍人や自衛官に対する敬意を抱くようになったのではないでしょうか」

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