育成出身初の「交流戦MVP」獲得…西武のニュースター「長谷川信哉」が震えたCS敗退の瞬間「正直、ブーイングが起きるのではと思っていたんですが…」

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伝説となりそうな“ユニ3枚破り”

 8月28日の1軍復帰初戦(楽天)では3安打2打点と活躍。試合後のお立ち台で「ただいまー!」と第一声を発した長谷川を見て、安心するだけでなく、嬉しいと思ったライオンズファンも多かったのではないか。ここぞという場面で、ファンにしっかりと印象を残す長谷川だが、忘れ難いのが9月26日のロッテ戦。この日はなんと1試合で3度、ユニフォームを破るという“快挙”を成し遂げたのである。

 まず6回、1死満塁。1点を追いかける展開で遊ゴロを打った長谷川は、1塁にヘッドスライディング。併殺打となったが、その際にユニフォームの左腹を破ってしまった。続いて8回無死1塁。中堅を守っていた長谷川に詰まった打球が飛び、ダイビングキャッチでファインプレーを見せ、アウトに。だが、今度は右肩部分が破れてしまい、ベンチに戻って着替えることに。そして極め付きは、2点を追う9回裏。先頭打者で二遊間へヒットを打つと、またもや1塁にヘッドスライディングで今度はセーフ。しかし、首から下まで派手にユニフォームが破れてしまい、またもや、ベンチに戻って着替えることに。長谷川の執念の内野安打の効果か、その後も打線は繋がり、最後は代打・中村剛也(43)のサヨナラヒットで逆転勝ちという、劇的な試合となった。

「ユニフォームはホーム、ビジター6枚ずつが球団から支給されます。ただ、僕は4枚を自分で購入しているので、10枚ずつ持っています。汗かきなので試合中、2イニングぐらいで着替えるので、試合時にはベンチ裏にいつも5枚はあるんです」

 1枚目と3枚目のユニフォームを破った1塁ヘッドスライディングだが、左手は手術したばかりだし、頭から突っ込むことでけがの危険性もある。特に今年は骨折を経験しただけに、躊躇することはなかったのだろうか。

「個人的には頭から行こうが、足で行こうが、けがのリスクは変わらないと思っています。ただ、足から行ったときにセーフかどうかというここ一番のタイミングで足を伸ばしますよね。そういう時に肉離れを起こしやすいんです。頭から行っても、技術があればけがはしないと思うので、僕はヘッドスライディングします。でも、3枚目の時はすごい破れ方をしましたね(笑)」

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