「簗さんの親から『縁を切る』と電話が…」 簗農水大臣の“独特過ぎる素顔” 「ミスには激怒。秘書のパソコンの閲覧履歴をチェックすることも」【恫喝発言問題】

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【前後編の後編/前編からの続き】

 本誌(「週刊新潮」)が報じた簗(やな)和生農林水産相(47)の“恫喝音声”は大きな波紋を呼んだ。数度の会見では言葉を濁した末、ようやく謝罪に至ったが、実のところ「政治介入」が取り沙汰されたのは今回が初めてではなかった。頭を下げてもなお残る、事態隠蔽(いんぺい)をもくろむ「嘘」の匂い。

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 前編では、簗氏が政治介入を疑われた“前科”について報じている。

 簗氏は自民党栃木県大田原支部での“恫喝音声”の会合の前日、5月23日に開かれた那須町支部の会合でも同様の“威圧”に及んでいる。出席者が語る。

「会合は町内の宴会場で開かれました。参加者は数十名。簗氏は15分ほどあいさつに立ちましたが、話の内容は大田原の音声内容とほぼ同じです。那須烏山市と那珂川町について“河川工事は生命に関わるので予算の削減は一切ない”としつつも、“道路の予算はカットされた”と。明かされた削減率の数字もたしか一緒だったように思います」

 続けてこう言う。

「簗氏は“建設業界が自分を応援しなかった”“私が持ってきた予算なのに、なぜ(それら建設業界が)受注するのか”とも話し、そんなことを公言しても大丈夫なのかと心配になりました。選挙のたびに簗陣営は、掲示板へのポスター貼りを地域の建設業協会に依頼してきた。ところが、2月の選挙では拒否されたので“ふざけるな”という気持ちがあったのでしょうけれど……」

 他方で簗氏を応援した首長が率いる自治体の道路予算は増額されていることが明らかになってもいる。

 簗氏が国交省に働きかけ、“反対派自治体”の道路予算を削減させたとの疑いは強まるばかりなのである。

「お答えできません」

 カットされたとみられるのは、国交省所管の補助金「社会資本整備総合交付金」だ。

 簗氏の関与はあったのか。8月まで国交省の事務方トップの座にあった水嶋智氏(前事務次官)は、

「話は上がってない」

 としながら、こう語った。

「個別の道路予算の増減を決めるのは国交省の外局である地方整備局の仕事です。各地域から予算に関する申請が上がってくるのですが、それを各地方の整備局が調整して具体的な額を振り分けるわけです。これが、いわゆる『個所付け』と呼ばれるものです。それについては整備局に聞いた方がいいですよ」

 そこで、同じく8月まで関東地方整備局長を務めていた橋本雅道氏(現国交省海外プロジェクト審議官)にも尋ねたが、

「お答えできません」

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