朝日新聞社での立てこもり事件では説得役に 「公安警察のエース」として活躍した宮崎忠さんが逝去
公安部での体験を講演で語らなかった理由
99年に退官。佐川急便の常任顧問や船井総合研究所の特別顧問などを務め、危機管理に関する講演活動も。問題発生後の対応より未然に防ぐための日常の準備が大切だと再三語った。
息子の宮崎勉氏は警視庁警護課長などの要職を経て、第四方面本部長兼警務部参事官に。勉氏の妻の宮崎真由美氏は、悠仁さまが筑波大学附属高校に通学されていた時期、管轄する大塚署の署長を務めた。その後、皇族の警備を担う警衛課の課長を経て、今年、女性初の第一機動隊隊長に就任。皇居や国会、霞が関の警備にあたる重職だ。
息子夫婦が警視庁で働く姿を静かに喜んでいた。
9月22日逝去。体調に問題はなく急な旅立ちだった。
「公安部での体験を講演で語ったことはありません。コメンテイターや評論家として活動もない。後輩のためにも余計なことは言うべきではない。その考えは一貫していた」(先の元幹部)
職人肌の気質はまさに公安捜査官そのものだった。
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