“地元予算を大幅カット”発言の簗農水相が「回答控えたい」を18回連発…「お経のような回答続けるつもりか」「国民に誓えるか」と追及されても回答拒否
「お経のような回答」
2人目となるテレビ局の記者は、あくまでも一般論と前置きした上で、「選挙に協力しなかったから予算をカットする」という行為は政治家として許されるかと尋ねた。簗農水相は「回答は控えたいと思います」と返した。
3人目は全国紙の記者。「予算を恣意的にカットしたことが事実なら、たとえ一議員時代の発言でも大臣として資質を問われる。それでも回答できないのか」と畳みかけた。だが簗農水相の回答は変わらない。
この記者は「この場で説明ができないのなら、どういう場で説明するのか」と問いかけた。しかし簗農水相は「繰り返しになりますけれども」と同じ文言で回答を拒否した。
4人目はブロック紙の“名物記者”で、複数の著書が話題になるなど知名度が高い。この記者は角度を変えて「報道されている音声は大臣の声か」と質問した。だが簗農水相は「繰り返しになりますけれども(以下略)」を繰り返す。
この記者は簗農水相に対して「お経のような回答をずっと続けるおつもりでしょうか」と挑発。だが簗農水相は能面のような無表情で「回答は同じであります」と突き放す。これに記者は「大臣を続ける限り、そのコメントでいくのか」と重ねて質問すると「同じコメントでございます」と返す。
「大臣として、ご自身は適任だと思われますか」
5人目はテレビ局の記者。「今の説明で政治家としての責任を果たしているのか」、「何らか説明の場を設けないのか」と質問した。だが簗農水相の回答は変わらない。
6人目は全国紙記者。「過去には一議員としての政治資金に関する質問に答えた大臣もいた」と指摘し、「重大な疑惑に関して、公の場で誠実に答える義務があるのではないでしょうか」と呼びかけた。だが簗農水相の回答は変わらない。
この6人目の記者は「報じられている不当な介入が事実なら、今後の農林水産予算の公平性や中立性をめぐっても疑義が生じかねない」と重ねて回答を求めたが、これも拒否。「国民からの信託を受け、国民の税金から給与を得ている立場として、回答を控えるという立場は妥当であるとお考えでしょうか」の質問も拒否。
7人目は通信社の記者。「今後の予算編成について伺いたい」と切り出した。これまでは「週刊誌報道に関連する質問」と内容を説明する記者もいたので、話題が変わるかのような印象を与えた。
ところが質問は「大臣は公平・公正で偏りのない農水予算を編成する大臣として、ご自身は適任だと思われますか」と、やはり道路予算の削減問題に関連した内容だった。
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