ヌードになると普段いない関係者まで集まってきて…大西結花が明かす、31年前の大胆ラブシーン撮影
「この役はあなたしかいない」
デビュー当初は清純派アイドルのイメージが強かった大西結花(58)。1995年公開の映画「眠れる美女」では、大胆なヌードとラブシーンに挑み、当時大きな話題となった。一度は断った出演をなぜ引き受けたのか。(全4回の2回目)【福嶋剛/ライター】
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【写真】かわいすぎる…40年前の高校時代、「制服姿」の大西結花。大胆シーンにも挑戦した20代も
――映画「眠れる美女」で、初めてのヌードと大胆なラブシーンに挑戦しました。経緯を教えてください。
ノーベル文学賞を受賞した川端康成さんの小説の映画化で、監督さんがこの作品に強い思い入れがあり、何度も川端さんサイドに働きかけてようやく了承を得た作品なんだそうです。
監督さんから「この役はあなたしかいない」と強くラブコールされたんですが、この作品はキスシーンもベッドシーンもあるので、普通なら事務所を通して撮影の仕方を工夫してもらうこともできたりしますが、この作品はもうそれありきじゃないと成立しないのは分かっていたのですぐお断りしました。
――一度は断った作品に、なぜ出演を決めたのですか。
1年か2年経って、また事務所を通して監督さんから会いたいと連絡がありました。てっきり代役の女優さんが見つかったか、無事撮り終えたかの報告だと思っていたら、まだ女優さんを探していて、「やっぱり大西さんしかいないんです」と重ねて言われました。
それでも脱ぐのは絶対無理なので「本当にごめんなさい」と、さらに再びお断りしました。でも次の日の朝、ベッドから起き上がった瞬間、「やっぱり、あの役をやってみようかな」とふと思ってしまったんです。
――監督の説得で心が動いた、と。
監督さんには申し訳ないのですが、そうではないんです。自分の殻を打ち破りたいという気持ちでもなかったし、こういうエピソードはいくつもでてくると思いますが、結局のところ、やるかやらないか、ただそれだけのことだと思います。だから朝起きて、単純にその役を「あっ、やろうかな」と思った自分の直感に従って決めました。
――撮影はいかがでしたか。
作品として監督の望む演技ができればそれでいいと思ってやりました。今みたいにラブシーンで専門のスタッフが付いたり、現場の人数を制限したりする配慮が一切なかった時代です。
ヌードシーンになると普段いない関係者まで集まってきたりするらしく(笑)、「人数を厳選して撮影しますから」って言ってくださいました。でも、別に何があるわけじゃないし、私が「この役をやります」と決めたんだから、そんなことを気にしていたら芝居なんてできません。「別にいちいち気にしなくていいですよ」って言いました(笑)。
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