「本来、若手を守る立場の選手なのに、売人と…」 「ゾンビたばこ疑惑はシロ」なのに「小園海斗」はなぜ“戦力外”にされたのか 厳しい球界残留への道 「山川穂高」「中田翔」との違いとは

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会見での酷い態度

 4人の選手は戦力外通告を受けた後に報道陣の取材に対応し、チームに迷惑をかけたことを謝罪した。その中で「態度が酷い」、「反省しているように見えない」と批判の矛先が向けられたのが小園だった。報道陣からの質問に「そうっすね」というコメントを繰り返し、今後の去就については「なんも考えていないです」と淡々と語った。

 戦力外通告を受け、気持ちを整理できなかったのかもしれない。だが、ぶっきらぼうな口調を見せれば、当然、開き直っているとの誤解を受けかねない。その後に自身のInstagramを更新して首脳陣、チームメイト、ファンに向けて謝罪した上で、違法薬物の使用や所持や反社会的勢力との関係について潔白を強調。「今後の活動につきましてはなにも決まっていませんが、私には野球しかありません。失った信用を取り戻すことは相当に困難な道であると思いますが、一人の人間として、そして野球人として、今一度ゼロから自分を見つめ直し、真摯に野球と向き合ってまいります」とつづったが、広島OBは「小園は勘違いしている」と嘆く。

「Instagramを読んだとしても、あの記者会見を見たらどのような印象を受けるか。本当に反省しているのか疑念を抱くでしょう。他球団も、小園を獲得することがファン、スポンサーの理解を得られるとは思えないはず。戦力として魅力的でも、獲得に動く球団はイメージしにくいですね」

獲得はリスクが高い

 卓越した打撃センスで、昨年に打率.309で自身初タイトルとなる首位打者を獲得。今年はWBCで侍ジャパンのメンバーにも選出された。26歳とこれから脂が乗り切る時期を迎える選手だ。

 過去には山川穂高(ソフトバンク)、中田翔(元中日)がグラウンド外のトラブルで無期限の出場停止処分を球団から受けたが、山川は西武からソフトバンクにFA移籍し、中田はシーズン途中に日本ハムから巨人に無償トレードで移籍した。小園にも手を差し伸べる球団がないだろうか。

 セ・リーグ球団の元編成担当は、「山川や中田と小園が違うのは、トレード要員、現役ドラフトなどではなく戦力外通告を受けたという点です。違法薬物や反社会勢力とのかかわりがシロだと判断しても、過去の振る舞いや球団が色々な調査を行った中で信頼できないと判断した事実は重い。コンプライアンスが厳しくなっている中、他球団が小園を獲得するのはリスクが高い」と否定的な見方を示す。

メジャーの評価も高くない

 小園は将来メジャーに挑戦したい思いを明かしていた。NPBで現役続行が叶わなければ、米国でプレーする選択肢があるが、この道も険しい。

「グラウンド外の素行については日本より厳しいですからね。そもそも、小園に関してはメジャー各球団のスカウトの評価がそこまで高くない。バットコントロールは巧いですが長打力がなく、足も速いわけではない。遊撃や三塁の守備でもメジャーで通用するレベルではない。メキシコ、韓国、台湾のほか、国内独立リーグでのプレーを視野に入れた方がいいでしょう」(スポーツ紙デスク)

 チームの中心として活躍するはずだった4人が退団するダメージは大きいが、ファンの信頼を取り戻すには覚悟を示さなければいけない。低迷期が続いている上、今年は不祥事ばかりが話題になり、本拠地のマツダスタジアムは空席が目立った。新井監督は来季に就任5年目を迎えるが、監督一人ではチームを変えられない。オフの戦力補強を含め、負のイメージを払拭して生まれ変わることができるか。

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デイリー新潮編集部

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