カレーの野菜の多くに「中国産」を使用する「CoCo壱番屋」 一方、国産野菜にこだわる外食チェーンの名前は? 中国産野菜の使用を徹底調査!

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丁寧な説明の「やよい軒」

 とはいえ、産地を公開する企業はまだマシかもしれない。「バーミヤン」「ガスト」「ジョナサン」「夢庵」を運営する企業や「サイゼリヤ」、それに「デニーズ」は、“時期により産地は変動”“契約等の関係”などを理由に明確な返答を避けた。包み隠さず回答した企業との姿勢の違いは明白だ。

 例えば、さまざまな定食メニューを提供する「やよい軒」は、今回唯一、「中国産白菜」を「刻みごま白菜漬」で使用しているとして具体的なメニュー名までを明らかにした。その上で、当該商品に「ホルムアルデヒド白菜」が使われていないと確認する過程まで、丁寧に説明したのである。

 片や「一部の業態において、白菜や枝豆などの中国産野菜を使用しています」と明かす「ゼンショーホールディングス」は、メニュー名の明示がなかった。しかも同社はファミレスチェーンの「ココス」「ジョリーパスタ」と、丼ものチェーン「すき家」「なか卯」まで運営している。どの店のメニューで、具体的にどう使用されているのかは分からないままである。

 同じくファミレスチェーン「ロイヤルホスト」と天丼チェーン「てんや」を運営する「ロイヤルホールディングス」は、中国産白菜の使用は否定しながらも、他の野菜について産地の回答はなかった。

 気になるのは、人気チェーンの多くが、ブロッコリー、ニンニク、枝豆、ホウレンソウなどに国産より安価な中国産を使っていたことだ。大事な栄養素を含む野菜だけに、経営者の見識が問われよう。果たしてお気に入りの店は本当に安心安全なのか。今回の「実名リスト」が、確認の一助になれば幸いである。

 前編では、中国産野菜について「取材拒否」を貫いた企業名について報じている。

週刊新潮 2026年9月17日号掲載

特集「外食チェーンの『中国産野菜』メニュー 第2弾 ホルムアルデヒド全調査『実名リスト』」より

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