「常勝・巨人軍」復活のカギを握る“即戦力投手”獲得…最注目はメジャーに渡った“元巨人2投手”の去就
後半戦で成績を落とし…
まず菅野だが、地区優勝を争っているチームが下位チームの主力選手を獲って、見返りに有望な若手数人を放出する夏季のトレードデッドライン後、大きく成績を落としている。トレード期日後は9試合に先発したが(現地9月23日時点)、成績は1勝7敗。昨季から課題だった被本塁打の多さは解消されず、ここまで28試合の登板で、計31発を献上している。トレード期日後の9試合での被本塁打数は「10」だから、割合で言えば終盤戦に向けて悪くなって行ったとも解釈できる。
ただ、菅野の12勝(11敗)はチームトップであり、防御率5.36はロッキーズの先発投手陣のなかでも群を抜いて高い好成績だ。トレードデッドラインの近づいていたころ、「Tomo(菅野)がいなくなったら、ゲームが成立しなくなる」と懸念されたのも本当だが、今はそうではないようだ。
「今オフ、ロッキーズは菅野、カイル・フリーランド(33)、マイケル・ローレンゼン(34)の3投手がフリーエージェントとなります。ロッキーズのポール・デポデスタ編成本部長(53)が8月以降、何回か3投手の去就について質問されていますが、返ってくるのはいつも同じ。『ローレンゼンは球団にオプションがあるので残留させられる。菅野、フリーランドが後半戦も投げてくれるので有難い。(残留かどうかは)検討事項』だと。でも、フリーランドは本拠地のあるデンバー市の出身で、ロッキーズでキャリアをスタートさせた看板選手です。フリーランドを引き留め、菅野はFA市場にまた出ると予想されています」(前出・同)
その背景にあるのは、チームの再編成だ。ロッキーズは先の夏季のトレードデッドラインで、主力選手を放出し、若いトッププロスペクトを得たが、トレード情報やチーム編成をメインニュースとする「MLB Trade Rumors」によれば、チームの看板野手に成長した捕手のハンター・グッドマン(26)を放出し、新たなトッププロスペクトを得る計画があったという。グッドマンはチーム史上初の「捕手でシーズン30本塁打」を放った中軸打者だ。今季年俸が78万ドル(約1億5000万円)の格安選手まで出そうとしたくらいだから、今オフの大掛かりなチーム改造が行われるようだ。
「グリフィンは23日(同)のボストン・レッドソックス戦に先発し、6回1失点と好投しましたが、負けが付きました。ワシントン・ナショナルズと契約し、メジャー復帰した前半戦は好調でした。しかし、クリーブランド・ガーディアンズにトレードされてからは調子を落としています。移籍前の防御率は3.02でしたが、移籍して9試合に先発して3勝3敗。防御率は3.60まで悪化しています。先発投手陣の強化を狙っての交換トレードだったので、ガーディアンズの評価は厳しいと思われます」(現地記者)
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