「常勝・巨人軍」復活のカギを握る“即戦力投手”獲得…最注目はメジャーに渡った“元巨人2投手”の去就

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即戦力投手が最優先

 阪神タイガースが9月5日のDeNA戦から15日の中日戦まで7連敗(うち雨天中止2試合)の後、9月22日の東京ヤクルト戦も勝って4勝1敗とした。同日、読売ジャイアンツが広島東洋カープにサヨナラ負けを喫し、ゲーム差は1.5に。翌23日の同カードでも首位・阪神が先取点を挙げて勝利し、2位・巨人は連敗こそ免れたが、24日のゲームを落とし、阪神の優勝マジックは「6」(24日時点)、ゲーム差は2に開いた。

「7連敗を喫した直後の広島戦(17日)で、阪神打線が11安打7得点と復調し、流れを掴みました。巨人が『ゲーム差ナシ』まで追い上げましたが、追い上げてから先の『追い抜く戦力』が見当たりませんでした」(ベテラン記者)

 巨人はセパ交流戦でリーグ唯一の勝ち越しを決め、ゲーム差ゼロで前半戦を終了した。以後、僅差での首位争いが繰り広げられ、9月3日時点では両チームの差は「5ゲーム差」まで広がったが、阪神の連敗と巨人の接戦を落とさない試合巧者ぶりが重なり、再びゲーム差ナシとなった。G党は「今年はよくやった」と好意的だが、オフの「追い抜く戦力」の補強は必須である。

「補強ポイントは若い捕手と外野手、先発投手でしょう。今季後半戦は主に大城卓三(33)がマスクを被ってきましたが、岸田行倫(29)は故障が長引いてしまい、ファーム戦に合流したのは19日でした。山瀬慎之助(25)もまだ一軍に定着できていません。打線を強化する意味でも『打てる捕手』と『強打の外野手』をドラフト会議で指名してくると予想されています」(スポーツ紙記者)

 ドラフト会議では投手も指名してくるだろうが、東都リーグナンバー1の呼び声も高かった中日ドラゴンズのドラ1ルーキー・中西聖輝(22)が今季、一軍に定着できなかったことから「大学生とプロのレベル差」を指摘するスカウトも多い。そのせいか、今年のドラフトで即戦力の投手は「マスメディアが取り上げているほど多くないのでは」(在京球団スタッフ)との声も聞かれた。捕手か外野手かはともかく、ドラフト会議での1位指名は強打者か、即戦力投手の二択になるだろう。

 巨人の先発ローテーションについては、こんな指摘も聞かれた。

「終盤戦に入って、ウィットリー(29)、マタ(27)、ハワード(30)の3人の外国人投手がチームを離れたのが痛手でした。3人とも先発ローテーション入りを見越して獲得したので、戸郷翔征(26)は不振で今季初登板が5月。7月には左太股の裏を痛め、復帰まで約2か月を要しました。山崎伊織(27)も右肩の故障で不本意なシーズンを送っているだけに、3人の外国人投手がいなくなった時点で、巨人の今シーズンは終わっていたのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)

 そうなるとやはり「即戦力投手」の指名が優先されそうだが、同時に聞こえてきたのが「外部補強」である。今季の1年契約をメジャーリーグ球団と結んでいた、二人の元巨人投手の帰還だ。

「一人はコロラド・ロッキーズの菅野智之(36)。もう一人は23~25年に巨人に在籍、メジャー復帰した今季シーズン途中にワシントン・ナショナルズからクリーブランド・ガーディアンズにトレード移籍したフォスター・グリフィン(31)です。両投手とも後半戦から成績を落としているので、残留の可能性はむしろ低い」(米国人ライター)

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