あれ、商工会議所って意外と使えるのでは…「AIだけでは商売にならない」地方の自営業者が実際に入会してわかったメリット

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 都会で会社員として生きていると縁遠いが、地方で自営業を営んでいる人にとっては、身近な存在になるのが、商工会議所である。商工会議所は地元活性化を目指す組織であり、会員への各種助言や資金調達の相談、セミナー実施などその活動は多岐にわたる。会員同士の交流も促し、新たなビジネス展開をもたらしてくれることもあるだろう。そんな商工会議所だが、私も先日勢い余って入会してしまったので、その利点と現状の感想を報告する。【中川淳一郎/ネットニュース編集者】

月々500円

 きっかけは、頻繁に会う知り合いの商工会議所専務理事に「そろそろ中川さんも、商工会議所に入りませんか?」と誘われたこと。ここで一瞬、身構えてしまった。というのも、この人からは、以前に「ロータリークラブ」への入会を打診されていたからである。ロータリークラブでは、毎週定例会があるとのことで、一度その場で講演をさせてもらったことがある。

 正直、毎週参加するのはキツいと思ったし、何しろ年会費が18万円。様々な会合では別途費用がかかることもある。となれば、年間30万円ほどは見たほうがいいわけで、さすがにしがないフリーライターの身では厳しいもの。

 商工会議所についても同様の金額を予想していたのだが、専務理事の説明によれば、「法人会員は年間1万2000円、個人は6000円」というものだった。私は社員が2人だけとはいえ、会社の社長なので法人会員にしてほしいと言われた。が、本社は東京で、仕事はあくまでも個人的な活動である、として個人会員になった。月額換算で500円である。

 これだけで会報誌が奇数月に届くほか、経営コンサルタントや社労士による各種無料セミナーの案内も届く。会員限定のメルマガでは、各種催しへのお誘いもある。九州佐賀国際空港見学会&意見交換会の案内もされたが、これは移動のためのバス費用は無料で弁当までつくという大盤振る舞い。その日、別の予定があったため不参加だったが、バスの中や見学会の中で近くの人々と色々話をしたら、ビジネス上新たな展開はあったかもしれない。メルマガの案内には以下のような魅力的な項目が網羅されていた。

●唐津商工会議所プレミアム商品券取扱店募集
●世界海洋プラスチックプランニングセンター見学&体験会
●賃上げのための価格交渉の極意セミナー
●実務に役立つパソコンスキルを2日間で! 法人向け短期集中ビジネス講座
●企業アンケートへのご協力のお願い【唐津市】
●建設業の外国人材採用セミナー&パネルディスカッション
●100億キャラバンin佐賀

 最後の「100億キャラバン」とは以下の通り。実にスケールが大きいではないか。

〈本イベントでは、佐賀県内で売上100億円を目指す、もしくはいつか目指したいと考えている企業の経営者や次世代経営者(承継者)の皆様を対象に、事業承継や成長フェーズの転換など、100億企業への挑戦をテーマに、経験者や有識者による実践的な知見が共有されます〉

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