怒涛の展開も歴史の改変もない 朝ドラ「風、薫る」が華美を排して証明してみせたこと
「文字」で見せた
朝ドラことNHK連続テレビ小説「風、薫る」は25日に最終回を迎える。残すところ10日あまり。どこにたどり着き、何を残すのか。【高堀冬彦/放送コラムニスト、ジャーナリスト】
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最近の「風、薫る」は、2つの文字が深く心に響いた。どちらも長い物語の幕切れが近づいてきたことを匂わせるエピソードの中で出てきた。
まず、栃木県那須地方にいた奥田貞(根岸季衣)が、東京にいる孫の一ノ瀬環(瀧七海)に宛てて書いた手紙の文字である。全130回の作品の第118回に登場した。...

