妻と大ゲンカしてプッツン状態に…救ったのは小学生の息子「パパ謝ってよ!」 照英「子離れする自信がない」

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長男とサシで話し合い

 そんな中でも子どもたちは、照英自身も自分を省みるきっかけになるほど、しっかり自我を持つ人間に育った。

「まだ長男が小学生の時ですが、妻と大ゲンカをしてしまったんです。お互いプッツン状態だったところに、息子から『パパ謝ってよ!』ってハッキリ言われました。『パパがいない時は、お前がこの家を守るんだよ』みたいな堅いことを教えてきた息子に、逆にそんなことを言われて……」

 また最近でも、家族旅行を楽しんでいた時、つい頭に血が上ってしまい、妻とケンカに……。すると、

「長男に呼ばれてホテルのベランダで、サシで話し合いました」

 男同士の話し合いでも怒りが収まらなかったが、それでも向き合ってくれた長男に救われたのだという。その甲斐もあり、夫婦ともに冷静になれ、お互いに謝って仲直り。文字通り「子はかすがい」になった出来事だった。

「本音を息子に言いました。もしかしたら彼がそれを伝えてくれたのかもしれない。まあ、ケンカしても引きずらない家族なので、この時も翌日には皆ケロッとしていましたね」

 普通の家族同様にケンカや和解も繰り返したりしてきたが、子どもたちについては「反抗期はなかったです」と断言する。

「反抗期って、親が作ってしまう面もあると思います。例えば人前で『うちの子が…』みたいにネガティブなことを言ったら、子どもは絶対嫌ですよね。それから、子どもがちゃんと『構ってもらえている』と思える関係でいること。長女とは割と大きくなるまで一緒にお風呂に入っていたんですけど、妻に『もう一緒に入らないほうがいいよ』と言われて、娘も距離をとるようになって。でも離れたらちょっとは近づきたくなるのが僕の性分で、彼女が大きくなっても、好きなアーティストのことを僕も勉強したりして話題を合わせています」

 妻との仲も、距離感が大事だと、子育ての経験から学んだ。

「いい意味で平行線です。昔だったらぶつかっていたことも、今は『あ、いい考えだね、そうだね』って言える。それがいいおじさんになったということかも(笑)。お互い年もとっていくし、子どもと違って実は他人同士なんだけど、だからこそいたわっていきたいです」

「最高のプレゼントです」という家族との日々にゴールはない。

「子育てって一生やめられない、最高の趣味とも言えます。これからも突き詰めていきたいけど、こう思うのも子離れできてないからかも(笑)。息子には『就職したら、さすがに1人暮らししてもらわないと』と思いつつ、また俺の方で勝手に心配してしまいそうです。娘たちは結婚してくれた方がかえって気が楽なのかもしれないけれど……」

 今年は、妻が選んでくれた新しい愛犬「パピコ」も迎えた。もしかしたら、この新しい家族が、子離れのきっかけになるかもしれない。

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 第1回【妻に「話しかけないで!」…セリフ練習中に豹変した「クロ照英」 今だから明かす「父親失格」だった過去】では、俳優からイクメンタレントに“転身”した経緯などを語っている。

照英(しょうえい)
1974年生まれ、埼玉県出身。96年の全日本学生選手権とひろしま国体のやり投げで準優勝。大学卒業後、恵まれた体躯を生かしモデルとして活動。98年、スーパー戦隊シリーズ「星獣戦隊ギンガマン」のゴウキ(ギンガブルー)役で俳優デビュー。2002年から07年まで、「水戸黄門」に風の鬼若役で出演。その後は俳優・タレント活動だけでなく、司会・デザイナーなど活動の場を広げている。私生活では、05年に結婚。07年に第1子(長男)、10年に第2子(長女)、16年に第3子(次女)が誕生した。

デイリー新潮編集部

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