「変わらない」の代名詞・都電荒川線 五つの元号をまたいで続く路面電車に大幅なリニューアルが

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1972年、ほぼ全ての路線が廃止に

 耳に優しく響く発車音とともに、東京の北東部、三ノ輪橋から早稲田までの12.2キロを今日ものんびりと走る「都電荒川線」。沿線には昔ながらの東京をしのばせる風景がいまも残り、「懐かしい」という感情を呼び起こす。都内に唯一残るこの路面電車が、2026年8月で開業115年を迎えたという。明治から長く続くそんな都電にも、新たな風が吹きつつあるようで……。

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 東京に路面電車が登場したのは1903(明治36)年のこと。8年後の11年8月20日に、民間会社の王子電気軌道が飛鳥山上(現・飛鳥山)~大塚(現・大塚駅前)間で開業。この路線が、現在の都電荒川線のルーツとなった。

 最盛期には200キロを超える路線網と、41の運転系統を誇った都電だが、60年代からモータリゼーションの発展により居場所を奪われて輸送効率が低下。72年、ほぼ全ての路線が廃止されることに。荒川線が生き残ったのは路線のほとんどが専用軌道だったから、といわれる。

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