「変わらない」の代名詞・都電荒川線 五つの元号をまたいで続く路面電車に大幅なリニューアルが

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大幅なリニューアルが

 以来、「変わらない」ことの代名詞的に使われてきた都電だが、長い歴史の中で細かな変化を繰り返してきた。定着しているかはともかく、2017年に愛称を「東京さくらトラム」と決定。「都電車両リニューアルプロジェクト」として、JR九州のクルーズ列車「ななつ星」などを手がけたことで知られる水戸岡鋭治氏デザインの車両も、今年4月から走らせている。さらに進行中なのが鬼子母神前から都電雑司ヶ谷にかけて、都電の線路を十数メートルも横へずらすという大工事。環状5号線(明治通り)のバイパスとなる地下道を通すのが目的で、28年に竣工を迎えると地下鉄・副都心線の上に地下道が通り、地上に都電が走る3階建てとなる。

 明治から令和まで五つの元号をまたいで続いているのだから、変化は避けられない。それでも「変わらない風景であってほしい」と思わせるのが、都電なのだろう。

撮影・西村 純、福田正紀、本田武士

週刊新潮 2026年8月27日号掲載

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