宝塚「永遠の男役」と聞いて思い浮かぶのは…2位・大地真央にダブルスコアをつけた、もともとは女優志望の「ゆりちゃん」とは誰か
麻実と「剣心」涼風
4票で6位にランクインしたのは、麻実れい(76)。
'70年に第56期生で入団した麻実。入団6年目で『ベルばら』のアンドレ役に抜擢され、長身のスターとして注目を集めた。その後、'78年に『風と共に去りぬ-スカーレット編-』で演じたレッド・バトラーでその人気を揺るぎないものに。'80年には雪組トップスターに就任、星組から異動してきた娘役・遥くららとのトップコンビは、2人の美貌と華やかさで“ゴールデンコンビ”と称された。
「'85年に退団してからは舞台を中心に活動し、'14年に宝塚歌劇団が創立100周年を記念して作った『宝塚歌劇の殿堂』に“最初の100人のうちの1人”として殿堂入りしています」
折り返しの5位に、5票でランクインしたのは、涼風真世(65)。
'81年、第67期生として入団し、'90年に月組トップスターに。
「男役の中でも、中性的な魅力を持ったジェンヌで、彼女の当たり役といえば、ほとんどの人が『ベルばら』のオスカルを上げるのではないでしょうか。ご本人は妖精めいた風貌を逆手に取って、“むかし妖精、いま妖怪”と自虐的に自己紹介をしています(笑)」
退団後は俳優だけでなく声優としても活動。なかでも広く知られているのが、アニメ『るろうに剣心』の主人公・緋村剣心役だ。アンケートでは、
「『るろうに剣心』の剣心役の声で知って好きになった」(石川県・50歳)
声優としての出演作は決して多くないが、剣心役をきっかけに涼風を知った層も少なくないようだ。
真琴の“暗黒時代”
4位は9票を集めた真琴つばさ(61)。アンケートには、
「舞台で見ていた時と、少しも変わっていないところがいい」(神奈川県・84歳)
「男も女もホレるカッコよさ」(岐阜県・63歳)
といった声が届いた。
'85年に第71期生として入団した真琴。同期には愛華みれ、1期下には香寿たつきや紫吹など、人気・実力ともにあるスターがいた。
「日の目を見ない日々が続いていた、と本人もインタビューで語っています。男役の憧れともいえる燕尾服を着て群舞で踊るシーンでは、後輩が選ばれているのに自分は選ばれず、舞台袖でそのシーンを見た時は、涙が出るほど落ち込んだそうです」
当時のことを“暗黒時代”と語っているそう。
「その後も重要な役に起用されながら、男役ではなく女性役を演じることもあり、本人にとっては模索の時期が続きましたが、'97年に月組トップスターに就任します。'99年には娘役トップスターの風花舞の退団に伴い、新たな相手役に檀れいを迎え、TAKARAZUKA1000days劇場と、新・東京宝塚劇場のこけら落としの公演も務めました。'01年に退団してからは、舞台はもちろん、多くのドラマやバラエティーにも出演していますので、ジェンヌOGの中でも知名度は高いと思います」
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