キナ臭さを増す福岡県政 「“悪人”イメージの藏内氏と近い関係の麻生氏の動きは…」 水面下で動き出した、麻生副総裁と武田元総務相のバトル
キナ臭さを増す福岡県政
日ごとにキナ臭さを増す福岡県政だが、この地は長らく麻生太郎副総裁(85)と武田良太元総務相(58)による、主導権争いの舞台となってきた。
福岡県政関係者が言う。
「麻生氏は2016年に行われた衆院福岡6区の補選の際、長年の“政敵”だった古賀誠元幹事長(86)と共に藏内氏の長男を支援して周囲を驚かせた。ただし結果は惨敗で、当選した鳩山二郎衆院議員(47)は旧二階派に入会したのです」
麻生氏と対立する武田氏は、今年4月に自身が属した旧二階派のメンバーを中心に政策集団「総合安全保障研究会」を発足させ、会長に就任した。
「武田氏は藏内氏の失脚に乗じ“犬猿の仲”である麻生氏に先んじて県政を押さえようと画策しています。8月下旬に鈴木幹事長が県連幹部たちと面会した、まさにその前日、自民党所属の福岡市議らが、福岡県連に“体制刷新を求める要望書”を提出していたのです」(同)
福岡県連では、10年以上にわたって国会議員ではなく県議が会長の座を独占してきた。
「市議らはその慣習を見直して、他の都道府県のように国会議員が県連会長を務めるべきだと訴えた。もっともな要望に聞こえますが、市議らの背後には武田氏が控えているとも。仲間の議員が県連会長になれば、自身の県議らへの影響力が強まるからです。他方で全国的に“悪人”の印象が広まった藏内氏と近い関係の麻生氏は、しばらく動きが取れないでしょうし」(同)
幕引きは先になりそうだ。
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