地方の大金持ちがあえて“型落ちの国産車”に乗る理由…嫉妬を買わないためだけじゃない切実すぎる理由
金持ち自慢は「私を襲ってくれ」アピール
最初は内輪で交わされていただけの悪口が、いつしか噂として外部に漏れはじめる。実際、過去の強盗事件を振り返ると、スナックや美容室などでの世間話が発端となって、ターゲットにされた被害者は存在するようだ。
ネットが発展した現在は、そうした情報が伝播するのがはるかに速い。即座に闇掲示板などに、各地の“金持ち情報”が書き込まれていく。そうした情報をもとに、財産を奪おうとする者が、困窮する若者、または遊ぶカネのためならなんでもする無軌道な連中を雇い、襲撃させるのだ。どんなにお金があっても、軽自動車に乗り、マジックテープの財布を使った方がいいことが、お分かりいただけるだろうか。
無論、成功者は、SNSで高級時計をひけらかしたい気持ちもあるかもしれない。が、そのようなことはやるべきではない。先日も4つで2億円の時計が中野ブロードウェイの店舗から盗まれたばかり。誰もが欲しくてたまらない高級時計や高級車を所持していることを、ネットでアピールするなど、もはや「私を襲ってくれ」と言っているも同然である。
安全に人生を過ごすために重要なのは、承認欲求や、自己顕示欲を満たすことではない。普段から必要以上に羽振りの良さをアピールせず、慎ましく過ごし、ネットには「私は貧乏です」といった空気感を出す投稿をする方がよほど防犯になる。
いや、もっと言えば、SNSなど一般人はやめた方がいい。何か商売などをしていて、自らを宣伝する必要性がない人は、個人情報を晒すメリットはない。かつてこんなものが存在しなかった時代は、自分のことは犯罪者に知られることはなかったのだ。




