プーチン大統領を襲う“ウクライナ侵攻から5度目の冬”…“燃料枯渇”がもたらす厭戦気分と、“兵站崩壊”が招く士気衰退 「敵前逃亡する兵士が続出しても不思議はない」

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敵前逃亡が続出する可能性

 車が動かせないため、ロシア国民は動揺している。だが影響はそれだけでなく、ロシア軍の補給にも支障を来すかもしれない。

「昔からロシア軍は兵站が苦手です。ウクライナ軍のドローン部隊による猛攻で戦死傷者が続出しているのも、対ドローン兵器の補給が充分ではないからです。ウクライナの冬は非常に厳しく、最高気温が氷点下では戦闘も充分に行えません。基本的に両軍は対峙して春を待つというのがこれまでの展開でした。ところが最前線の部隊に充分な物資が送れないとなると話は違ってきます。防寒着、燃料、食料などが不足すると、戦意は一気に低下します。しかも、ただでさえ士気の低い囚人兵や傭兵が多数を占めています。敵前逃亡する兵士が続出したとしても不思議はありません。果たして今冬のロシア軍は前線を維持できるのか、そこに注目したいと考えています」(同・軍事ジャーナリスト)

 ロシアの苦戦はアメリカも把握している。何しろCIA長官がプーチン大統領の部下を前に「ロシアは戦争に負ける」と断言したというのだ。

 前編【CIA長官が「ロシアはこの戦争に勝てない」と通告…プーチン大統領に突き付けられる“正確な戦況” それでも下院選後には「最大50万人」動員の地獄絵図】では、ウクライナの最前線で月に3万人の戦死傷者を出すというロシア軍の異常な状況について詳細に報じている──。

デイリー新潮編集部

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