「気合」は十分でも「85歳麻生氏に全面便乗」 高市首相の人事の秋の狙いとは

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気合が入っている

 高市早苗首相は6日、首相公邸で木原稔官房長官と2時間半ほど面会。16日にも行われる内閣改造・自民党役員人事などについて協議したとされる。政権の骨格は維持される見方が強まっているが、狙いはどこにあるのだろうか。

「高市氏は特に週末や祝日はもっぱら公邸にこもっており、政権幹部と面会するのはかなりレアです。今回の人事について“気合は入っている”ことの表れと受け止めました」

 と、政治部デスク。現時点で、木原稔官房長官、片山さつき財務相、茂木敏充外相、小泉進次郎防衛相、麻生太郎副総裁、鈴木俊一幹事長ら重要閣僚や党役員は留任する可能性が高まっている。

「小林鷹之政調会長をめぐっては留任の可能性が強まっていますが、重要閣僚に起用する案も噂されています。飲食料品の消費税減税に関して小林氏は与党内の意見とりまとめを進めました。10月上旬に召集が想定される臨時国会では消費税減税関連法案などの審議が控えており、高市氏が法案関連で小林氏に期待しているのは間違いありません」(同)

色んなオプションがある

「“政治家あるある”で高市氏もご多分にもれず人間の好き嫌いの振れ幅は大きいのですが、評価ポイントとして最も重視するのは“仕事ができる”こと。ついでに男性限定ですがイケメンであればさらに評価は高い。“イケメン・シゴデキ”と見なす人材はなかなか手放さないかもしれないですね」(同)

 今回の内閣改造・自民党役員人事の狙いは当初より、下がり気味の内閣支持率を反転させると共に来秋の総裁選再選を盤石にするということだった。

「“色んなオプションがある”と高市氏周辺は話していました。が、高市氏には党内基盤はないに等しく、2月の衆院選での大勝の神通力も時間を経たことでそろそろ通用しなくなってくる頃合いです。となると、党内唯一の派閥のボスで政権生みの親である麻生氏と距離を置く選択肢はなかったと思います。それゆえ麻生氏、同じ派閥に所属する鈴木氏の留任を早期に決断したのでしょう」(同)

 そもそも色んなオプションはなかったということなのだろうか。85歳の麻生副総裁の影が見えるという点では、現在の布陣と大差ないことになりそうだ。

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