「辺野古の事故後、自分を責めていた」「休職を願い出たが、受け入れられず」 同志社国際高校の59歳教諭が死亡
「“やっています感”が拭えない説明会」
あろうことか同校は、新たな犠牲者を出してしまった。3月の事故の際、実際にボートに乗っていたある生徒の保護者は、4時間に及んだ説明会を振り返り、
「会の途中で亡くなった先生に黙祷が捧げられましたが、ご遺族の要望もあって詳しい説明はありませんでした」
としながら、
「これまでと同じで、“やっています感”が拭えない説明会でした。最初に校長から形だけの謝罪はありましたが、辺野古に引率した先生方からは今回もおわびの言葉はなかった。自分の子の安全が脅かされたというのに、誠実な対応をしてもらえないのが腹立たしい。今回の先生のことだって、早くちゃんと対応していればこんなことにはならなかったのではないでしょうか」
「敷地に入らないでください」
同校に、A教諭と西田前校長との「あつれき」について問うたところ、
「恐れ入りますが、本校教員に関する個別の質問にはお答えできません」
A教諭の京大研究室時代の先輩にあたる男性が言う。
「コロナ禍の前、京都市内の居酒屋で彼と飲む機会がありました。『生徒を沖縄に連れていかなあかん』と話していましたが、自ら率先してというよりは学校の仕事だから、といった口ぶりでした。学生時代から責任感が強く、研究中も実験結果を巡って周囲と熱く議論をするような奴でしたから、学校の意向に従ったことで板挟みになっていたのかもしれません」
先の説明会で西田前校長は、冒頭で謝罪したのち退席したという。あらためて本人にただすべく自宅を訪ねると、開口一番、
「敷地に入らないでください」
そう叫んで引っ込んでしまった。これでは故人も浮かばれまい。
前編では、生徒が明かすA教諭の素顔、そして研修旅行の計画立案にA教諭がどのように関わっていたのか、などについて報じている。







