美女コスプレイヤーたちもあえぐ「物価高」 衣装、ウィッグ、アクスタだけじゃなく…「アボカド3倍」で“体づくり”も直撃

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ダイエット、野菜も高い…

 もちろん負担が増えているのは、コスプレに直接必要なものだけではない。企業ブースでコンパニオンをしていた沙倉しずかさんが挙げたのは、仕事に向かう際の交通費や食費だった。

「交通費が地味に上がっているのは大変ですね。仕事で移動することも多いので、少しずつ負担が増えています。あとは仕事の時のお昼ご飯。食事が支給されない時は自分で買うんですが、以前ならおにぎりを3個買っていたところを、今は2個に減らしたりしています」

 ゲーム配信者として活動する椎名とろろさんの場合、負担になっているのはさらに高額なものだ。

「PCやパソコンパーツが高くなっています。海外から取り寄せるものも多く、以前に比べて10万円くらい高くなっています。特にメモリやグラフィックボードがかなり値上がりしているので、買い替えが大変です。最近のゲームはどんどん重くなっているので、なるべく新しいパーツを使いたいというのもあります」

 さらに、アイドル活動などでおなじみのチェキも例外ではない。

「今はチェキフィルム自体がかなり高騰しています。また、コロナ禍をきっかけにライブハウスの利用料やドリンク代も上がっています。それに伴って物販の価格も上がっているので、ライブに来てくださるファンの方には、以前よりお財布の負担をかけてしまっているんじゃないかなと思います」(佐倉こうめさん)

 コスプレイヤーにとっては自分の体をキャラに近づけることも大切だが、この点においても物価高は影響している。

「ダイエットしようとした時に、野菜がとにかく高いので困っています。アボカドは栄養満点で、本当は毎日食べたいくらいなのですが、今は3倍くらい値段が上がっているので本当にきついです」(空見なおさん)

 巨大な“趣味の祭典”であるコミケもまた、現在の物価高を映す縮図になっていた。

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 コスプレイヤーを悩ませているのは、物価高だけではない。年々厳しさを増す夏の暑さを受け、「もうコミケは無理」「撮影会への出演を減らした」という声も――。記事【露出度高めにならざるを得ない? 美女コスプレイヤーたちの猛暑事情 水着衣装で暑さ対策…「もうコミケは無理」と参戦断念も】では、猛暑によって変わりつつあるコスプレ事情を紹介する。

徳重龍徳(とくしげ・たつのり)
ライター。グラビア評論家。ウェブメディアウォッチャー。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを担当した。その後、テレビ局のオウンドメディア編集長を経て、現在はフリーライターとして雑誌、ウェブで記事を執筆している。著書に日本初のグラビアガイドブック「一度は見たい! アイドル&グラビア名作写真集ガイド」(玄光社)。noteでマガジンを連載中 X:@tatsunoritoku

デイリー新潮編集部

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