「頭おかしいんかゴラ!」「ファッキュー」パイプ椅子までぶん投げて…タクシー大手「東京エムケイ」62歳オーナーの“台風”パワハラ
会議スペースと思しき一角で、机に並ぶ男性たちを前に、激高する一人の男性。不意に卓上の茶碗をつかむと、床にたたきつけ、
「どうなってるオラ!」
と一喝。続いて立ち上がり、卓上パネルを手に取ると、
「頭おかしいんかゴラ!」
と叫びながら投げつける。
さらには、それまで自分が座っていたパイプ椅子をつかみ、力任せに放り投げた。並んだ男性たちには当たりこそしなかったものの、思わず体をのけぞらせて避けるほどの激しさだった。「やめてください」と声が上がるのも無理はない危険行為である。
「週刊新潮」が入手した映像に収められているのは、ハイヤー・タクシー会社「東京エムケイ」のオーナー、青木政明氏(62)によるパワハラの一部始終である。青木氏は、エムケイタクシーを設立した業界の風雲児、故・青木定雄氏の次男。動画は8月13日早朝、東京エムケイの東新橋にある営業所での出来事だ。
ファッキュー、メン!
全国でハイヤー・タクシー事業などを展開するMKグループに属する東京エムケイの従業員数はおよそ500人。それだけの社員を抱える企業のオーナーとは思えない振る舞いだが、青木氏の暴力的な所業が取り沙汰されるのは、今回が初めてではない。東京エムケイの関係者が明かす。
「過去に少なくとも3度、暴力事案で逮捕や書類送検されている青木は、取締役から外れたものの、時折会社に来ては暴れ回る。アメリカ留学経験のある彼は、社員を“ジャップ”と呼ぶなど、その言動はパワハラの域を超えています」
デイリー新潮では、2017年にも「東京エムケイ社長『青木政明』容疑者の反省なき“暴力人生”」で青木氏について報じている。今回の映像では、ほかにも、
「ファッキュー。ファッキュー、メン! ゲッタッファッカウ! 帰れ、お前の考え方!」
といった発言が確認できた。
怒りの理由は「ドライバーの英語力」
社内では“台風”と呼ばれているという青木氏。この日の怒りは、「ドライバーの英語力向上」が思ったよりうまく進んでいないため、と先の関係者は解説する。
けが人が出なかったことがせめてもの救いだが、青木氏は一体どういうつもりだったのか。本人に聞くと、
「すいませんでした。(あの日は)ほんまにキレてしもうた。でも、もう7年も“英語喋れるようになりましょう”と言い続けてるんですよ」
と釈明。
「許されるとは思ってない。俺ももう腹くくった。あとは世論が決めることやと思う」(同)
9月3日発売の「週刊新潮」では、“台風”によって退職者が相次ぐ社内の実態と、青木氏への取材の全容を詳しく報じている。またデイリー新潮YouTubeチャンネルで、青木氏のパワハラ映像を公開している。
















