ビッグモーター事件から3年、60億円「旧社長豪邸」に怪しげな中国人の姿が… 意外な現所有者とは

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 橋本氏が旧ビッグモーター御殿を売却したのは、昨年9月のこと。周辺で中国人が目撃されるようになるのと同時期だ。取引相手はタックスヘイブンの英領ヴァージン諸島にある投資会社だった。

 トクリュウ捜査の関係者が明かす。

「実は、その投資会社を傘下に抱えるのは国際犯罪組織『プリンス・グループ』です。中国・福建省出身のグループ総帥、陳志(チェンジー)会長(38)はカンボジア各地に特殊詐欺拠点を展開。人身売買によって強制的に連行した労働者をオンライン詐欺などに従事させたのです。その結果、保有資産9兆2000億円以上といわれるほどの犯罪財閥を築き上げました」

 しかし、わが世の春を謳歌(おうか)した陳会長は今年1月、カンボジアで現地当局と中国公安部に身柄を拘束され、中国へと移送。7月、正式に逮捕された。

「捜査網が狭まってくると、陳会長はよりによって日本へ逃れようとしたとみられています。24年1月から1年半ほど、所在地を置いていたのは東京・北青山の高級マンションでした。おまけに、日本法人3社を立ち上げ、不動産取引などを手がけようとしていました」(同)

 それに伴い、マネロンの一環として、旧ビッグモーター御殿以外にも高級不動産を買いあさっていたという。

8億円超の豪邸も取得

「例えば、東京・善福寺公園近くにある8億円超の価値があるとされる豪邸。もともと、遊技場チェーンのオーナーの所有でしたが、不動産業者を介し、昨年10月、グループ幹部の名義で取得した。その幹部は、千葉市の通称『チバリーヒルズ』の豪邸も保有している。また今年6月に入り、フー・シーという陳会長の側近の一人が東京・中央区役所に虚偽の転入届を提出し、警視庁に逮捕されました。要は、陳会長が捕らわれの身になっても、その残党がいまも日本でうごめいているわけです」(前出の関係者)

 米韓、台湾などと違い、資産没収をされない日本は、プリンス・グループにとって安全地帯なのである。

週刊新潮 2026年8月27日号掲載

ワイド特集「変な噂 悪い噂」より

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