阪神に高まる「レイエス獲得」待望論 近年続く「外国人打者」不作で浮上 「佐藤輝明」のメジャー譲渡金を原資に、巨人と争奪戦か

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 球団史上初のリーグ連覇に向け、首位を走る阪神だが、今オフに佐藤輝明内野手(27)がポスティングシステムでメジャーに挑戦する可能性がある。今季三冠王を狙える主砲が抜けた場合、得点力が大幅に落ちることが懸念される。そこで4番の後継者に適任と名が挙がるのが、日本ハムのフランミル・レイエス内野手(31)だ。レイエスは来年の去就が未定であることを強調しており、ライバル球団の巨人も獲得に乗り出すことが考えられる。黄金時代の構築へ、「阪神・レイエス」が誕生するか。動向が注目される。

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藤川監督のベンチワーク

 今年の阪神は佐藤、森下翔太が打撃タイトルでトップ争いを繰り広げ、先発陣も高橋遥人、村上頌樹、才木浩人とエース級の投手たちがそろっている。不安定だった救援陣も最速160キロを超える工藤泰成、木下里都が「勝利の方程式」に組み込まれる成長ぶりを見せている。得点、失点など投打のスタッツを見るとリーグトップクラスの数値が並び、首位を独走していても不思議ではないが、戦力で劣る2位の巨人が2.5ゲーム差(28日現在)で追走している。

「岡田彰布前監督だったら2位以下に大差をつけて首位を快走していたでしょう。思ったより白星を積み重ねられないのは、藤川球児監督のベンチワークが原因です。特に攻撃面ですね。制球に苦しんでいる投手相手に犠打をさせて流れを止めたり、打力の低い選手を代打に起用したりするなど、チグハグな采配が目立つ。森下、佐藤、大山悠輔の強力クリーンアップが打って得点を奪う以外の戦略が機能していないので、チーム全体の強さが感じられない。佐藤がメジャー挑戦となれば、来年はBクラスに転落しても不思議ではありません」(他球団のスコアラー)

移籍ならセ・リーグか

 阪神はドラフトで指名した選手を育成し、主力として次々に一本立ちさせてきたが、近年はファームで伸び悩む若手も出てきている。2025年ドラフト1位の立石正広も将来のクリーンアップ候補として期待が大きいが、そこまでになるのはもう少し時間が掛かりそうだ。佐藤が抜けた後のチーム作りを考えると、スラッガーはのどから手が出るほど欲しい。その中で球界屈指の強打者であるレイエスの獲得を検討するのは自然と言えるだろう。

 メジャー通算108本塁打の実績を引っ提げて24年に来日すると、その年は打率.290、25本塁打、65打点を記録。昨年は32本塁打、90打点で2冠に輝いた。今季も28日現在、打率.316、29本塁打、75打点をマーク。打率はリーグトップ、本塁打は2位、打点も3位の好成績だ。注目される今オフの去就については、驚きの発言をしている。6月の月間MVPを受賞した際の会見で、「来年の去就がどうなるかは正直、分からないところです。別のチームでやるかはまだ不透明だが、このチームにいる間は優勝したいと強く思っている」と語ったのだ。8月28日の試合後の取材でも、「ファイターズに居たいけど、そこは自分のコントロールできる範囲ではないので」と述べた。

「日本ハムはリーグ優勝が厳しい状況になり、新庄剛志監督は今年限りで終焉を迎える可能性が高い。首脳陣の体制を一新するとなれば、レイエスの去就にも当然影響します。両足のかかとに慢性的な痛みを抱えていることから、飛行機より新幹線で移動の方がコンディション面で負担が少ない。日本ハムは慰留に全力を尽くしますが、移籍するとなればセ・リーグの球団になるのでは」(日本ハムを取材する記者)

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