都心超一等地・千代田区に建つ「60平米5万円台」の物件とは? 入居の倍率は100倍以上の可能性も

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プロジェクトを正当化する“口実”?

 石川前区長は2020年、デベロッパーのはからいで一般には販売されない高級マンションを「事業協力者住戸」として所有していたことが明るみに出て、区議会が刑事告発を可決した経緯がある。その石川氏が強力に推し進めたのが四番町公共施設だった。わざわざ区営住宅を造り、入居者を募集するのは、巨大プロジェクトを正当化する“口実”にも見える。

 千代田区議の小枝すみ子氏が言う。

「住民が増えることになるのですから、賃貸住宅ができることに反対はしません。しかし、千代田区においては公営住宅の募集があっても、倍率が高く当選(入居)の可能性は低い。応募しては落選を繰り返し、10年近く区営住宅に入れない方もいます。民間住宅をリノベーションして区営並みの家賃で貸し出すという制度もあるのだから、住宅の供給の仕方を考え直したほうがいいと思います」

 四番町公共施設住宅は、来年2月に完成予定だという。

週刊新潮 2026年8月27日号掲載

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