“夏ドラマ絶不調”のフジに起死回生はあるか? 「石原さとみ」と脚本家「野木亜紀子」が「アンナチュラル」以来の強力タッグで挑む10月ドラマの大勝負

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フジの救世主になるか?

 俳優の石原さとみ(39)が、10月7日スタートの水10ドラマ「ポリティカルパン」(フジテレビ系)に主演することが、先ごろ発表された。

 架空の国・ニッポニアを舞台に、石原演じる女ルパン・如月弥生が政界に潜り込み、与党金庫番のエリート議員と騙し合いをしながら、使われ方が不透明な“ポリティカル・マネー=政治の金”を根こそぎ鮮やかに奪い取る姿を描く物語。

 ドラマはオリジナル作品で、脚本を手がけるのは、TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(16年)、映画「ラストマイル」(24年)などのヒット作を世に送り出した野木亜紀子氏。石原とのタッグは、石原が主人公の法医解剖医を演じたTBS系ドラマ「アンナチュラル」以来8年ぶり。同ドラマは全10話の平均世帯視聴率が11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録したこともあり、今作の製作が発表されるとネット上では期待を寄せる声が多く上がった。

「石原さんがフジの連ドラに主演するのは、薬剤師の主人公を演じた『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(20年)以来、6年ぶり。同ドラマは全11話の平均世帯視聴率が9.6%でした。中居正広氏(54)をめぐる一連の案件以来、フジを取り巻く状況は苦境の真っただ中にあり、特にドラマ部門は厳しい。野木氏の起用で現状を打破できるかどうか、関心が高まっています」(放送担当記者)

 野木氏がフジでドラマの脚本を手掛けるのは、菜々緒(37)主演の「主に泣いてます」(12年)以来14年ぶりとなる。

「野木さんはNHKドラマ『フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話』(18年)のプロデューサーであり、今作でもプロデューサーを務める北野拓氏がフジに移籍したことが、オファーを受けた大きな要因であることをコメントで明かしています。石原さん、野木氏、北野氏がフジの救世主になるかもしれません」(前出・記者)

 現在、フジ制作のGP帯(ゴールデン・プライム帯、午後7~11時)で放送されているドラマの主演の顔触れは、月9枠の「ブラックトリック~裁きを操る弁護人~」がGACKT(53)。火9枠の「さよならノワール」が小池栄子(45)、水10枠の「Tokyo middle 30」が仲里依紗(36)。木10枠の「ラストノート」が内田有紀(50)と人気グループ・timeleszの寺西拓人(31)。

 いずれのドラマも放送回を重ねるたびに世帯視聴率は右肩下がり。「さよならノワール」と「Tokyo middle 30」はすでに2%台を記録し、民放キー局の7月期のGP帯のドラマ視聴率の最下位争いを繰り広げている。

 この5人のうち、寺西以外の4人は個人事務所に所属、もしくはフリーとして活動している。

「フジの苦境により、複数の大手事務所はすでに主演クラスの俳優陣がオファーを敬遠しています。そんな中、ホリプロはエース格でもある石原さんへのオファーを受けました。フジは今後、ホリプロとの大きなビジネスを抱えていることに加え、今回は野木氏とのタッグということもあって、オファーを受けたのでは」(同前)

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